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早池峰山の麓にある神社。
山頂には奥社があり、その里宮にあたります。
早池峰山への登山道は4本あり、それぞれの登山口に早池峰神社があります。
つまり早池峰神社は4社あります。
花巻市大迫町の岳、遠野市附馬牛町の大出、川井村の江繋、川井村の門馬、の4社です。
そのなかでよく知られるのは南(大出)のものと、西(岳)のものです。
大同元年(806)、来内村の猟師藤蔵が山中で十一面観音の尊像に遭遇。
感銘して、後に早池峰山山頂に奥宮を建立した。
その後、藤蔵は普賢坊と名を変え、現在地には新山宮を建立した。
斎衡年中(854〜857)、慈覚大師が当地に宮寺を建立し、
山頂の霊池に因んで妙泉寺と名づけ、新山宮を神宮とした。
明治の神仏分離により、早池峰神社と改称した。